《おとまりせくす》是古泽健、藤尾隆、村上牧人执导,莲佛美沙子、速水重道等参演的剧情类电视剧。真人日剧版于2015年7月9日起在TBS开始播出。该剧讲述了主人公杉崎桃子这名照顾患病小孩的新上任的“病儿护工”的故事。因为她不善于表达,所以被取了一个“不会笑的护工”的外号。她在护理病儿的同时还会处理隐藏在病儿身后的家庭问题。
杉崎桃子(莲佛美沙子)は、访问型の病児保育を提供する“リトルスノー”の新米病児保育士。热を出すなど病気のため保育园で预かってもらえない子供の家に行き、世话をするのが仕事だ。
ぎこちない笑颜が原因で保护者とコミュニケーションがとれず1年で保育园をクビになった苦い経験のある桃子は、この日、上司の朝比奈元春(成宫寛贵)の指示を受け、病児保育士として初めて一人で子供の世话をすることに。
桃子が访れた家はシングルマザーの森聡美(中越典子)の家。绮丽なスーツに身を包んだ聡美がドアを开けると、そこは床一面に物が散乱したゴミ屋敷だった…。聡美とは対照的にヨレヨレの服を着た息子の海翔(林田悠作)が姿を现す。病気の息子を粗野に扱う聡美につい口を出したくなる桃子の头を、社长の柳主税(藤木直人)から厳しく叩き込まれた“リトルスノー”の病児保育三原则がよぎる。
「子供を注意するな、叱るな、自分の価値観を押し付けるな」
ぐっと言叶を饮み込む桃子だったが、その後も仕事に追われるあまり息子に気が回らない聡美の様子が気になってしまう。しかし忙しい聡美のためにと、気合を入れて部屋の扫除をした桃子を待っていたのは、なんとクレームだった。
「きみがしたのは余计なことだ」と帰るなり柳に喝を入れられ、先辈病児保育士の関めぐみ(水野美纪)からも「病児保育士が家に来たらお母さんが出かけてしまう、私たちは子供にとって悪魔みたいな存在」と谕されてしまう。
翌日、桃子が仕事で向った先は篠原健介(速水もこみち)の家。1周间前に妻が家を出て行ったという篠原家では、无爱想な父亲の後ろから姿を现した息子の健太(横山歩)が「ママがいい」と泣き、结局一度も笑ってもらえない。
その顷、桃子の実家では6年前に家を飞び出し绝縁状态の桃子を呼び戻そうと母・富美子(浅野温子)と兄・优树(水上剣星)が画策していた。
桃子と家族、母の间に一体何があったのか?家族の确执が徐々に明らかに……。
そして再び访问することになった聡美の家で、病児保育士桃子を最大のピンチが袭う!
第二话
新米病児保育士の桃子(莲佛美沙子)の职场・リトルスノーを访ねてきた谜の小学生は上司・朝比奈(成宫寛贵)の娘の小春(铃木梨央)だった。独身と思い込んでいた朝比奈が父亲だったことに惊く桃子だったが、朝比奈と小春の间の微妙な空気が気にかかる。病児保育に向かった先の佐々木家では、优しそうな母の真理恵(安达祐実)と、おとなしい结衣(须田理央)にホッとする桃子。しかし、母亲がいなくなった途端、元気にゲームを始めるわ目を盗んでアイスを食べようとするわ、结衣はやりたい放题。桃子は结衣に仮病の疑いを持つが、社长の柳(藤木直人)に「本当の腹痛でも仮病でも病児保育士のやるべきことに変わりない」と钉を刺されてしまう。
「娘の病気を心配している母亲に仮病を知らせないなんて、纳得いかない」ファミレスで亲友の优美香(トリンドル玲奈)に愚痴っていると、リトルスノーの客で离婚协议中の篠原(速水もこみち)、健太(横山歩)亲子に钵合わせてしまう。能天気な优美香が席を外したことで、篠原亲子と夕食を共にすることになり…。
翌日、小春が热を出し、仕事を抜けられない朝比奈に代わって桃子が小春の病児保育をすることに。初めて上がる上司の家と、ひとくせありそうな小春に紧张する桃子だったが、朝比奈がさりげなく小春と自分の分のお弁当を作ってくれていたことに心打たれて…母亲を亡くしてから3年间、父亲の作ったお弁当を拒み続けていた小春は「幼少期に一度もお弁当を作ってもらったことのない」という桃子が梦中でお弁当を食べる姿を见て…。
そのころ介护が必要となった桃子の父・诚一郎(石田登星)をよそに、母・富美子(浅野温子)と兄・优树(水上剣星)、姉・香织(田上唯)がある相谈を始めていた。
そして再び访れた佐々木家で、たびたび嘘をつき母亲の真理恵を困らせる结衣に耐えかねて、ついに仮病の话を切り出してしまう桃子。
母、兄、姉たちの都合のいい思惑が桃子へと迫るなか、またしても家庭の问题に口を出しピンチが袭う。
[2]
第三话
病児保育士としてのセールスポイントがないため、未だ1度も指名を受けたことのない桃子(莲佛美沙子)に、ついに初指名の日がやってきた!相手はまさかの篠原(速水もこみち)。
息子の健太(横山歩)が桃子になつき、指名をもらえたことに嬉しい桃子だったが、保育中に离婚协议中の篠原の妻・久美子(滝沢沙织)が押しかけて…。
一方、ビジネスとして会社を成长させるため、マニュアルを外れてクレームばかり受ける桃子に厳しい评価をしている柳(藤木直人)と、桃子の病児保育士としての成长を认めている朝比奈(成宫寛贵)の间では意见が対立していた。
しかし、柳は意外にもそんな桃子を、仕事上の付き合いでも大事な顾客であるカリスマ・ママタレント大桥华絵(矢田亜希子)の元へと送り出す。
わがまま放题に育てられた娘の姫华(小菅汐梨)に振り回される桃子は、病児保育のマニュアルと华絵からの注文の间で板挟みにあい、理不尽なことでいちいちクレームをつけられてしまう。
疲労困惫の桃子が気力を振り绞って姫华の热を计ろうとしたとき、嫌がって逃げた姫华が吹き抜けの2阶から足を滑らせて…!!
重要な顾客の元に桃子を送り出した柳の真意とは!?
そして朝比奈は亡き妻・小雪(松岛花)の命日を前に娘の小春(铃木梨央)との间の深い沟に头を悩ませていた。朝比奈と小春の间に亀裂を入れた3年前の“ある出来事”とは…。小春の切ない思いと朝比奈の亲心が交错する。
さらに、家を出た桃子の行方を追っていた毒母・富美子(浅野温子)と兄・优树(水上剣星)は父亲の诚一郎(石田登星)の介护を押し付けようと、桃子の居场所を突き止める!
桃子の过去に暗い影を落とす毒母の手がすぐそこまで迫っていた…。
第四话
病児保育士の桃子(莲佛美沙子)が访问したのは、子供のいる亲同士で再婚し、血の繋がらない兄弟のいる「ステップファミリー」の北原家。
兄弟そろってプール热にかかったため、桃子の教育系で先辈保育士めぐみ(水野美纪)と一绪に病児保育に行くことに。研修期间以来、初めてめぐみと一绪に保育をする桃子は成长した姿を见せたいと张り切るが…。
北原家の母亲・真依子(佐藤仁美)は、夫に远虑しすぎるために、血の繋がらない次男・拓也(加藤瑛斗)にばかり気を遣い、わがまま放题に育てる一方で、长男の翔马(须田瑛斗)には何かと「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」と厳しすぎる态度をとっていた。
寂しさに耐えじっと我慢する翔马の様子が気にかかり、母亲との思い出の絵本を読み闻かせてあげる桃子。
そんな桃子に翔马は徐々に心を开いていく…。
しかし、翔马がまどろみながら思わず桃子に向かって「ママ…」と话しかけた途端、それを见ためぐみの様子が一変、动揺して絵本を取り上げてしまう。
「病児保育士なんてしょせん何时间か子供と一绪に留守番するだけの存在」
尊敬していためぐみの口から出た言叶にショックを受ける桃子は、その日上司の朝比奈(成宫寛贵)からめぐみのトラウマになっている3年前の事件を闻くことに…。
3年前、めぐみが病児保育士として访问したステップファミリーの家庭に深入りし、子供と亲密になりすぎたことで起きた悲しい事件は、现在柳(藤木直人)が彻底している「病児保育三原则」を作るきっかけとなっていた。
一方朝比奈は娘の小春(铃木梨央)が自分を避け、学校行事のお知らせを渡していなかったことで学校に呼び出される。
授业参観に駆け付けるも、娘との亀裂は深まるばかりで…。
その顷、リトルスノーの客・篠原(速水もこみち)は、浮気して家を出た妻の久美子(滝沢沙织)から离婚届を突きつけられていた。
そして再び桃子とめぐみが北原家の病児保育に行くことに。
めぐみの过去を知った桃子と、过去のトラウマを乗り越えたいめぐみが家族と向き合うためにとった行动とは…。
そしてついに家族と縁を切っていた桃子の居场所を突き止めた兄・优树(水上剣星)が桃子の前に现れる。
毒母・富美子(浅野温子)の手が再び桃子を捕らえる日が近づいていた。 [3]
第五话
桃子(莲佛美沙子)の家を突き止め、胜手に上がり込んでくつろいでいた兄・优树(水上剣星)は桃子にとって母亲の存在と强く结びついている手作りの『キルト』を土产に「父が倒れたから戻ってくるように」という伝言を残し帰っていく。
6年前逃げるように家を出たまま家族と绝縁状态の桃子の中で、母・富美子(浅野温子)に対する罪悪感が大きくなっていく。
そんな中桃子が访れたのは母亲が入院中の伊藤家。
家事に不惯れな父亲・敬二(绫部祐二)は、家の中のどこに何があるのかわからず引き継ぎは大混乱。
応援に駆けつけた朝比奈(成宫寛贵)と、桃子は突然大切な人がいなくなった时の大変さについて想いを驰せる。
そして朝比奈は、父亲が倒れたのに実家に帰ろうとしない桃子の様子に违和感を覚えていた。
翌日、小春(铃木梨央)が热を出し、桃子が病児保育をすることに。小春を连れて行った先の病院で篠原(速水もこみち)と息子の健太(横山歩)に遭遇。 篠原が离婚して健太のためにやり直そうと踏み出したことを知る桃子。一方の篠原は桃子のことを亲しげに「桃ちゃん」と呼ぶ朝比奈の存在が気になる……。
桃子が小春の病児保育をする一方で、朝比奈はリトルスノーの业务拡大のために神奈川の病院との提携を进めていた。その担当医はなんと兄・优树…。桃子の知らないところで家族の包囲网がすぐそこまで迫っていた。
朝比奈と小春の间の亀裂には、3年前に小春の母・小雪(松岛花)が亡くなる际に朝比奈がついた悲しい嘘が原因であることを知った桃子は心を痛める。再び小春の病児保育をしている时、偶然小雪からのビデオレターを见つけてしまい…。小雪のビデオレターの内容に冲撃を受ける小春と朝比奈、亲子の绊を取り戻すことはできるのか!?
そして、自分の家族との绊の修复に淡い期待を抱く桃子。
毒母・富美子が电话で伝えた意外な一言が桃子の心の隙间に入り込む…!? [4]
第六话
过去の暗い思い出を振り切って、引き寄せられるように鎌仓の実家に戻ってしまった桃子(莲佛美沙子)。朝比奈(成宫寛贵)と小春(铃木梨央)の和解を目の当たりにして、自分も家族とやり直すことに期待するが、実家ではすっかり母・富美子(浅野温子)のペースに取り込まれてしまう。初めて母から必要とされたことに喜びを感じ、监禁状态で父の介护を押し付けられても母を否定することができない桃子。
その顷、桃子と会いたくて元気のない健太(横山歩)を理由に、篠原(速水もこみち)は桃子の友人・优美香(トリンドル玲奈)に何気なく桃子の様子を闻いていた。一方で篠原の元妻・久美子(滝沢沙织)は、やっぱり健太を引き取りたいと言い出し…。
富美子から一方的に桃子の退职の知らせをもらった後、连络の途绝えた桃子を心配していた朝比奈は、神奈川での打ち合わせの後、桃子の実家を访ねる。本当は东京に戻って仕事を続けたいものの、母の颜色をうかがい自分の気持ちを言叶に出せない桃子に代わり、富美子を说得する朝比奈。桃子は、自分が「リトルスノーの大切な一员」であると言われ嬉しい反面、帰り际に母が见せた寂しげな表情に强烈な罪悪感を感じていた…。
会社に戻った朝比奈は、柳(藤木直人)とめぐみ(水野美纪)に桃子が幼少期から心理的な虐待を受けてきた可能性があるのでは、と话す。
翌日、仕事に复帰した桃子を待っていたのは、篠原家からの病児保育の指名。喘息が出ていつもより元気のない健太を心配して、篠原は早く帰って一绪にオムライスを食べると约束をする。久々の再会に喜ぶ健太の病児保育をしながら、仕事のやりがいを改めて感じる桃子。しかし、豪雨の影响で停电が起こった矢先、健太が喘息の発作を起こしてしまい…。暗闇で吸入器が见つからない中、桃子は健太を救えるのか?
そして一方、夜勤で仕事を休めない看护师・七海(おのののか)が急に热を出した子供を连れてリトルスノーへと駆け込んでくる…。 [5]
第七话
看护师・七海(おのののか)からの飞び込み依頼で夜间保育を引き受け、リトルスノーで一绪に一晩を过ごした桃子(莲佛美沙子)と朝比奈(成宫寛贵)。母・富美子(浅野温子)の元から逃げ出してしまったことに罪悪感を感じていた桃子は、朝比奈の包みこむような优しさに、长年积み重なった様々な思いがあふれ、子供のように泣き続けてしまう。そんな2人の姿を目撃した小春(铃木梨央)は父亲と桃子の関系に复雑な思いを抱く。
一方、鎌仓の実家では、母・富美子が、父・诚一郎(石田登星)の介护を押し付けようと、桃子に异常なまでの执着心をみせていた。「桃子じゃなきゃ、ダメなのよ!」兄・优树(水上剣星)はそんな富美子を安心させるように、既に新しい罠を仕挂けたことをほのめかす…。
夜间保育を终え、改めて病児保育士としてのやりがいを感じた桃子が访れたのは、雑志の编集者・沙纪(MEGUMI)の家。
电话では焦った様子だったのに、寝起きで身支度も终わっていない様子の沙纪と、「今日は风邪だよ」と明るく元気そうな梨奈(住田萌乃)の様子に违和感を感じる桃子。
実は沙纪は、月一回使用できる无料券で、病児保育士をシッター代わりに使う常习犯。会社もズル休みして美容院や买い物へ出かけていた。予约が一杯でキャンセル待ちの状态のリトルスノーでは、沙纪のせいで本当に困っている保护者を救えないと问题になる。しかし、朝はボロボロだった沙纪がリフレッシュして帰った様子に嬉しそうに笑う梨奈を见て、桃子は复雑な気持ちを感じていた。
その夜、亲友の优美香(トリンドル玲奈)と夕食を食べていると、篠原(速水もこみち)から桃子に游园地へお诱いの电话が入る。桃子のふりをして「行きます!」と返事をした优美香のせいで篠原と健太(横山歩)と一绪に游园地へ行くことになる桃子。
亲子デートのような状况に、最初は戸惑っていた桃子だが、健太の嬉しそうな様子に、自然と笑颜が溢れる。そんな中、篠原から「付き合ってほしい」と突然の告白をされる桃子! そこに、偶然游园地に游びに来ていた朝比奈と小春が通りかかり、篠原の告白を闻かれてしまい…。动揺を隠しきれぬまま、篠原へのライバル心を露わにする朝比奈。互いに意识し合う男性2人に挟まれ気まずい中、皆で游园地を回ることに。そして、游园地に游びに来ていた安西泉美(佐津川爱美)の娘・香莲(横沟菜帆)が热中症で倒れる现场に居合わせて…。
帰宅後、游园地での楽しい思い出に浸る桃子を现実に引き戻すかのように母からの电话が…。桃子の中で再び母に対する罪悪感が高まっていく。
翌日、病児保育先へ出かけた桃子を待っていたのはなんと…。
时を同じくして、桃子を追い诘めるかのように、リトルスノーにはある人物が访れているのだった…。 [6]
第八话
病児保育に访れた杉崎家で、桃子(莲佛美沙子)を待ち构えていたのはなんと、兄・优树(水上剣星)だった。妊娠中で调子の优れない妻・彩(黒川智花)に代わって热を出した长男・光(石冢狮桜)の面倒を见て欲しいという依頼に、动揺が隠せない桃子。优树は会社の规则で家族の病児保育はできない、と断ろうとする桃子の髪を掴み、「余计なことは言うな」とかつてのように恐怖で支配しようとする。息子や妻が优树を心から信じていることを知り、桃子は复雑な気持ちを抱く…。
一方その顷、リトルスノーには、母・富美子(浅野温子)が现れ、胜手に桃子の退职愿を提出しようとしていた。桃子の意思を无视した行动に朝比奈(成宫寛贵)は抵抗しようとするが、富美子は「これが桃子のためですから…」と确信めいた返答をして去っていく。富美子の想像以上に常轨を逸した行动に、柳(藤木直人)、めぐみ(水野美纪)をはじめとするリトルスノーのメンバーは桃子への心配を募らせる。
そんな中、朝比奈に优树が兄であることを报告出来ないままリトルスノーに戻った桃子を、篠原(速水もこみち)の元妻・久美子(滝沢沙织)が访ねてくる。再婚が决まった久美子は、健太(横山歩)を引き取って3人で暮らすつもりだ、と语る。それが、子供にとっての幸せだから…と。
篠原と健太から花火に诱われた桃子は、この间游园地で告白された気まずさに戸惑いながらも久美子の伝言を伝えるため篠原のもとへ。久しぶりの花火に思わぬ楽しい时间を过ごした桃子は、自分と一绪にいることが本当に健太にとって幸せなのか、と真剣に悩む篠原の姿に意外な一面を见る。そして…花火の灯りが消えた中、なんと篠原からのプロポーズのキスが!
一方、桃子への気持ちと心配に揺れる朝比奈は娘・小春(铃木梨央)に背中を押されて、桃子を守る行动に出ようと决意。そして、优树が勤める病院を访れた朝比奈が见たものは…?
翌日、桃子が病児保育をすることになったのは须田喜美江(青木さやか)の娘・レイナ(矢崎由纱)。仕事を休めない喜美江はアイスを使い一时的にレイナの热を37.5℃よりも下げることで、保育园に行かせていた。それは全て、レイナが将来自分のように苦労しないように、充分な教育を受けさせる経费を稼ぐため、と言う喜美江。桃子は、レイナのため…という言叶が引っかかる。
その夜、桃子は朝比奈、小春と一绪に夕食を食べながら、亲が子供のため、と思うことが本当に子供のためかわからない、と语る。朝比奈は、「亲の役目は子供が自分の人生を歩いていけるように导いてサポートすること」と、桃子の母・富美子の行动が子供のためを思ってではないことを暗に伝える。その言叶に桃子は、このままじゃいけない…と力强く思うのだった。
翌日、兄ときちんと话すために优树のもとへ向かった桃子だったが……。
「何か困ったことがあったら、仆を頼って」朝比奈に言われた言叶に、连络を迷う中、なんと光が妹の舞(早坂ひらら)の髪を掴み、ぎゅっと引っ张る…!兄・优树の行动がフラッシュバックして动けなくなる桃子…光の行动を优树の妻・彩も见てしまい…! [7]
第九话
鎌仓の実家で、意识不明の状态だった桃子(莲佛美沙子)の父・诚一郎(石田登星)が微かに声を発した。绞り出すように発した言叶は「…桃子」。それを闻いてしまった母・富美子(浅野温子)は愕然とし、桃子への忌々しい思いを募らせる。
一方、リトルスノーでは、朝比奈(成宫寛贵)の「君を守りたい」という言叶に动揺した桃子が朝比奈を意识、2人の関系はドギマギしていた。
そんな中、以前街で见かけた桃子の高校の同级生・川上翔子(山下リオ)から病児保育の依頼が入る。川上家を访ねた桃子が见たのは、学生时代生徒会长として辉いていた翔子の変わり果てた生活だった。咳をする息子・辽(髙桥来)の前で平然とタバコを吸う翔子。荒れ果てた部屋に山积みの督促状、冷蔵库の中はビールやつまみばかりで、辽はまともな食事を与えられず、パチンコの景品で取ったお菓子を食べていた。
职探しに行くと嘘をついてパチンコに通う翔子に不安な思いを抱く桃子だったが、母亲の真似をして无邪気におもちゃのピアノを弾く辽の姿や、数枚の家族写真に记録されている、翔子が爱情を込めて子育てをしてきた轨迹を见つけ、感动する。
しかし、帰ってきた翔子は、仕事が决まらず酒を饮んで自暴自弃になっている。
5年前、亲の反対を押し切り、駆け落ち同然で家を出て辽を生んだものの、夫は翔子と辽を置いて出ていった。女手一人で子供を育てることの困难に、「自分の不遇はすべて辽のせい」と责任を転嫁していた。
「辽のせいであたしの人生はめちゃくちゃになった。生まなきゃよかった…」翔子の言叶にたまらなくなった桃子は、翔子が本当は辽のことを心から可爱がって育てたことを思い出させようと叱咤激励する。桃子の诉えが心に响き、仕事を探すために翌日の病児保育も依頼する翔子。
辽の病児保育をきっかけに、さらにこの仕事が好きだ、と実感した桃子は、自分がどれだけ病児保育の仕事に救われて、仕事を続けたいと思っているかを朝比奈に伝える。
いつか母にも自分の気持ちをわかってほしい、という前向きな桃子の気持ちに打たれた朝比奈は、娘・小春(铃木梨央)に「桃ちゃんのことが好きなんだ」と正直な思いを告白する。桃子を受け入れ始めていたものの、真正面からの父の告白に动揺し、心细い思いに駆られる小春…。
その夜、桃子の家に母・富美子が现れる。桃子に着せていたワンピースを缝い込んだ手作りの『キルト』を渡し、桃子に帰ってくるようにと诉えかける富美子。桃子は、心を强く持ち「病児保育を続けたい」と伝えるのだが…。
翌日、翔子のアパートでは、気持ちを入れ替えた翔子が职探しに意欲的な様子を见せ、桃子は嬉しい気持ちを感じていた。
しかし、翔子の职探しはシングルマザーであることがネックで难航、その上、辽の保育园の通园の打ち切りを知らせる电话、家赁滞纳のための立ち退き要请とタイミング悪く翔子を现実が袭う。酒を饮んで舍て钵になった翔子を桃子は必死に说得するが、闻く耳を持たない翔子は、桃子を追い返す。
落ち込んだ桃子は篠原(速水もこみち)と健太(横山歩)と3人で花火をした公园を通りかかる。つかの间の楽しく幸せな时间を思い出していると、同じ思いで公园を访れていた篠原に出会う。篠原は元妻・久美子(滝沢沙织)に保育园から健太を连れ出されて以来、健太に会えていない。自分もつらい状态なのに、元気がない桃子に冗谈を言って元気づけようとする篠原。なんとそこに、健太が现れる。健太の篠原と一绪にいたい、という思いを汲んだ久美子が、篠原に健太を托すことに决めたのだった。再び一绪に过ごせることになった篠原と健太の様子に嬉しくなる桃子。
翌朝、リトルスノーに警察から连络が入る。翔子が辽の首を绞めたという。辽を杀して自分も死のうとしたが出来なかった翔子は、「すべて桃子のせい」と证言していると言う…。
わたしのせいだ…。彻底的に打ちのめされる桃子…。後戻りが出来ない事态に桃子はどう立ち向かうのか…? [8]
第十话
桃子(莲佛美沙子)が病児保育に行ったことがきっかけで、同级生・川上翔子(山下リオ)を伤つけ、结果的に追い込んでしまい、息子・辽(高桥来)の首に手をかけるという杀人未遂事件が起こった。
その事件が明るみに出たことで、利用者からのリトルスノーへのキャンセルが相次ぎ、自责の念にかられる桃子。
そんな中、桃子は姉・香织(田上唯)から、父・诚一郎(石田登星)の危笃の知らせを受ける。そして、桃子は理由を告げずに、一方的に朝比奈(成宫寛贵)と篠原(速水もこみち)に别れのメッセージを残して鎌仓の実家へと戻った…。
しかしながら、母・富美子(浅野温子)によって父の死に目にも会わせてもらえない桃子。その夜、亡くなった父を前に、今までなぜ、家族の中で桃子だけが邪険な扱いを受けてきたのか、という真相が富美子の口から语られる…。その惊くべき理由とは…?そして、その事実を闻いた桃子は…?!
一方、リトルスノーには篠原が访れ、朝比奈から桃子の家庭环境について闻かされていた。「桃子を一绪に助けに行きましょう」感情をむき出しに动こうとする篠原に対して、踌躇を见せる朝比奈。
そこに、桃子が初めてひとりで病児保育を担当した森海翔(林田悠作)の母・聡美(中越典子)が现れ、桃子に翌日の病児保育を依頼する。聡美の「どうしても、桃子に頼みたい」という思いを汲んだ朝比奈は、桃子を必ず伺わせると请合い、篠原と一绪に鎌仓へと向かうことに…。
通夜が行われている杉崎家で、朝比奈と篠原が见たのは、通夜に参列もさせてもらえずに、使用人のように働かされている桃子の姿だった…。
富美子は、朝比奈の存在に気づくなり「帰れ…!出てけ…!」と怒りの形相で取り乱し、どうすることもできない中、ある意外な人物が、その状况を助け出し、朝比奈と篠原が桃子と话す机会を作ってくれる…。
だが、桃子には、篠原の必死の说得も届かず「自分の居场所は母のところにしかない」と顽なな决意で跳ねのける。そこで朝比奈は、桃子に理解を示しつつ「最後に一度だけ、病児保育の仕事をしてほしい」と伝える。「会社全体の名誉を挽回するためにも、逃げ出さずに责任を果たせ」桃子は、朝比奈の厳しい言叶にショックを受けながらも、予约表と社员证を受け取る。
その顷、谢罪の为に翔子の実家を访ねた柳(藤木直人)は、あくまで法廷で争う姿势を见せる両亲と向き合っていた。その後、柳は翔子にも接见し、桃子の思いを伝える。リトルスノーのメンバー皆が桃子のためを思いながら、それぞれに出来ることを行っているのだった。
翌日、気合いをいれて、聡美の家に海翔の病児保育へ向かう桃子。「これが最後の病児保育…。顽张るぞ」
以前より成长した海翔の姿や、仕事でピンチに见舞われた桃子の気持ちに寄り添う聡美に迎えられ、嬉しくなる桃子。そこへ、聡美の母・良美(茅岛成美)が现れる。聡美が离婚してからも、东京で子育てを続けていることが気に入らない良美は「意地にならずに実家の大分に帰ってくればいいのにと聡美に畳み挂ける。「もう、潮时かもしれない…」と弱気な発言をする聡美に违和感を感じた桃子は、海翔の気持ちを引き出して、聡美と海翔の気持ちを繋げる手助けをする。
帰り际、「また、来てね」という海翔の思いに答えられないことがつらい桃子。最後の病児保育を终えて、改めて病児保育士へのやりがいを感じていた。
しかし桃子は、自分には病児保育士を続ける资格がないことと、母のところへ戻らないといけない、という理由で、皆が止めるのも闻かずに、心を闭ざし、実家に帰る道を选んでしまう…。
実家に帰る准备のために自宅に戻った桃子を待ち受けていたのは、兄・优树(水上剣星)。优树は父の遗品を桃子に托す。それは、落语のテープ。そのテープには、谁も知ることのなかった父の思いの诘まったメッセージが遗されていた…。それを闻いた桃子は、母の元へ戻るが…。
富美子との因縁の関系はどんな结末を迎えるのか…?
どうしても桃子を守りたい、朝比奈と篠原が起こす惊きの行动とは…?!
桃子が最终的に下す决断…。そして、见つけた居场所とは…?!